論文
公開件数:41件
No. 掲載種別 単著・共著区分 タイトル 著者 誌名 出版者 巻号頁 出版日 ISSN DOI URL 概要
1 (MISC)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)

〈通盛〉前場のシテ・ツレ登場段をめぐって
山中玲子
能楽研究
野上記念法政大学能楽研究所
42, 95-103
2018/03/31
0389-9616



2 (MISC)総説・解説(商業誌)

〈二人静〉―音阿弥の演出・元章の解釈
山中玲子
観世
檜書店
85/ 3, 28-35
2018/03/01




3 研究論文(学術雑誌)
単著
源氏物語と能楽研究
山中玲子
能と狂言
能楽学会
15, 36-46
2017/07/25




4 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
『御世話筋秘曲』の解読と復元の記録
山中玲子
能楽研究
法政大学能楽研究所
41, 91-112
2017/03/31
0389-9616



5 研究論文(大学,研究機関紀要)

能の「習事」と番組上の小字注記―「小書」という語の意味するところ―
山中玲子
能楽研究

40, 135-160
2016/03/31




6 研究論文(学術雑誌)
単著
能〈通小町〉遡源
山中玲子
国語と国文学
東京大学国語国文学会
93/ 3, 3-16
2016/03/01




7 研究論文(学術雑誌)
単著
〈檀風〉「孝養」の習事―死者を悼む演技をめぐって巻号  3月

『文学』

16/ 2, 181-189
2015/03




8 (MISC)総説・解説(商業誌)
単著
能〈江口〉の描くもの

『観世』

81/ 12, 24-31
2014/11




9 (MISC)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
単著
世阿弥の「風情」 

『世阿弥の世界』(京都観世会編)

18-20
2014/10




10 研究論文(学術雑誌)
共著
Easy-To-Use Authoring System for Noh(Japanese Traditional) Dance Animation and its Evaluation
Masaki Oshita, Yukiko Nakatsuka, Takeshi Seki,Masami Iwatsuki
The Visual Computer

29/ 10, 1077-1091
2013/05/04




11 研究論文(学術雑誌)
単著
所作単元デジタルデータベースと演技合成ツールの試み、

『能と狂言』

10, 106-117
2012/04/30




12 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
〈老松〉の小書「紅梅殿」の諸相と意義

能楽研究

36, 1-27
2012/03




13 研究論文(学術雑誌)
単著
『源氏物語』と女体夢幻能─「源氏能」はどのように成立したのか─

『平安文学の古注釈と受容』  

3
2011/05




14 (MISC)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
共著
鴻山文庫・般若窟文庫蔵能型付一覧および収録曲仮索引
深澤希望
能楽研究

35
2011/03/31




15 研究論文(学術雑誌)
単著
父と子と継母の物語――『摂州合邦辻』のことば――

『文学』

12/ 2
2011/03/25




16 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
能楽型付の記述ルールの研究(1)

能楽研究

34, 149-174
2010/03/31




17 研究論文(学術雑誌)
単著
〈綾鼓〉の古風と新風―〈綾の大鼓〉の面影を探る―

『文学』

8/ 5
2007/09




18 (MISC)総説・解説(その他)
単著
伝統と同時代性―能楽研究の国際化は可能か―

国際日本学研究叢書


2007/03




19 研究論文(学術雑誌)
単著
能〈求塚〉の虚構

『文学』

8/ 1
2007/01




20 研究論文(学術雑誌)
単著
〈井筒〉への道

『文学』

6/ 5
2005/09




21 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
『会津藩家世実紀』能楽関係記事をめぐって

法政大学能楽研究所『能楽研究』

28, 37-67
2004/04



『家世実紀』記載能楽関係記事データベース作成。いくつかの記事に基づき、会津藩の能楽をめぐる状況を考察。
22 研究論文(学術雑誌)
単著
応永三十年代の女体幽霊能

能楽学会『能と狂言』創刊号

1
2003/04



『大乗院寺社雑事記』紙背文書に記されていた「応永三十四年演能番組」をめぐる論。「業平」と記されている曲が〈井筒〉である可能性や、従来は世阿弥以後の作品とされていた〈仏原〉がここに記されていることの意義などについて考察し、世阿弥の女体幽霊能成立の道筋を考える。117~122頁
23 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
《浮舟》をめぐるいくつかの問題

法政大学能楽研究所『能楽研究』27号


2003/03



世阿弥が女体幽霊能を完成していくまでの道筋を考えるに際して重要な作品となる〈浮舟〉について、詞章や構成上の特徴を再検討し、古作とのつながりや、その後の女体幽霊能に与えた影響を考える。また『五音』所収の散佚謡が、浮舟を主人公とするもう一つの能の一部だった可能性について考える。1-23頁
24 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
「盤渉」の習いと小書の成立

法政大学能楽研究所『能楽研究』25号


2001/03



能の小書演出研究の一つ。本来は催しの最後に奏されることの多かった盤渉調の笛が、その華やかさや面白さからより広い範囲の曲に用いられるようになり、「盤渉」の小書として確定してくるまでの事情を、主に笛伝書に見える記事に基づいて明らかにする。 69~102頁
25 研究論文(学術雑誌)
単著
初期花伝時代のシテ登場段

岩波書店『文学 特集=花伝六〇〇年』


2000/11



『風姿花伝第一問答条々』と『花鏡』の記事を出発点に、初期花伝時代以前の能における「開口人の段」のあり方や狂言役者の役割、シテの登場段が一曲の中に占める位置等を考察する。世阿弥の能楽論を当時の実態を深く関わらせて読み解いていこうとする試みである。 15~21頁
26 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
<猩々乱>の演出の歴史(一)―<乱>成立までの諸相―

『能楽研究』23号


1999/03



<猩々>の替演出「乱」が大がかりな習事として成立するまでの変遷を扱う。「音取」「懺法」等の小書と違い、乱の場合は<猩々>に本来在った舞ではなく、常の舞を崩して舞う臨機応変の演出が、次第に習事として形を整えていったことを、資料から跡づける。 全24頁
27 研究論文(学術雑誌)
単著
素人作の源氏能―内藤河内守作「夕兒ノ上」と<半蔀><夕顔>―

国文学解釈と鑑賞 別冊『文学史上の「源氏物語」』


1998/06



作者付に見える内藤河内守作「夕兒」が、現在言われている<半蔀>なのではなく<夕顔>を指すのではないかという疑問から出発し、半蔀・夕顔両曲の構成や詞章を比較検討する。また、内藤河内守作と言われる他の能や、他の素人作の能にも目を配りつつ、素人の能作の特徴を考える。 全15頁
28 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
観世元章の小書をめぐって

『能楽研究』22号


1998/05



十五世観世大夫元章時代の小書を概観し、彼による小書の整備や新作の状況を明らかにする。また、元章の小書演出の傾向や、能の演出全体の流れの中で彼の新作した小書がどのように定着していったかなどについても触れる。 全26頁
29 研究論文(学術雑誌)
単著
世阿弥の女体幽霊能と[ワカ受ケ]の機能

『国語と国文学』74巻11号


1997/11



世阿弥作か、世阿弥周辺で作られた女体の幽霊能にのみ集中的に現れる[ワカ受ケ]と呼ばれる小段に注目し、世阿弥が女の幽霊に優美な舞を舞わせるために行った工夫について考察する。 全12頁
30 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
<安宅>の小書「延年之舞」の成立経緯―小書演出をめぐる考察(4)―

『能楽研究』21号


1997/05



<安宅>の舞は本来、男舞とは別の「延年の舞」だったが、能の演出全体の類型化にともない男舞に吸収され、「延年の舞」を特徴づけていた型は次第に習事化して替演出となったことを示し、さらに筋書きやシテの風体に合うように工夫が重ねられていった過程を跡づける。また、現在特に重い習事として扱われ、演出としても非常に面白い宝生流の「延年之舞」が、江戸時代中期に新しく工夫されて成立した事情を述べる。 全33頁
31 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
作り物への中入と変身をめぐって

『東京大学留学生センター紀要』7号


1997/03



世阿弥・禅竹時代の作り物に中入する諸曲を順に検討し、作り物へ中入したシテが大幅に着替えて再登場するという趣向は、世阿弥時代には存在しなかった可能性を述べる。シテの着替えのためではなく、作り物自体の意味を変貌させる世阿弥の工夫を明らかにし、禅竹時代成立の<三輪>においてシテが作り物の中で風体を変える工夫が、作り物内での変身の先蹤となったのではないかと推定する。<龍田>の改作問題にも触れる。 全43頁
32 (MISC)研究論文
単著
クツロギ考

明治書院 『山口明穂教授還暦記念国語学論集』


1996/06



小書演出に関する考察の第三。下間少進の伝書に登場する「くつろぎ」の用法の検討からはじめ、シテと囃子方との緊張関係の中で、次第に現行のような「クツロギ」の小書ができあがってくる過程を考証。 全22頁
33 研究論文(学術雑誌)
単著
天狗の能の作風―応仁の乱以後の能―

『中世文学』41号


1996/06



室町後期に初めて登場する天狗の能の作風を考察する。能を教養の一部としているような素人作者の作風が、オーソドックスな能の作りを忠実になぞり、新しい素材を舞台化する際も、既にこの時代までに完成していた能作のルールに則っていることや、観客側の想像力も、やはり能のルールに沿って十分成熟しており、だからこそ新しい素材でも能の形式にあてはめさえすれば、舞台化ができたことを述べる。 全10頁
34 研究論文(学術雑誌)
単著
室町末期の能と観客

『文学』1996年春号


1996/04



室町末期に活躍した観世長俊について、その作風や能大夫としてのあり方を検討する。長俊については能の枠組みを越えるような作風ばかりが強調され、新しく生まれた観客層の意を迎える工夫と説明されるが、実はそれは長俊の活動のごく一部にすぎず、当時の演能状況を見ても、世阿弥以来の伝統的な作品群が人気曲として何度も演じられていることを示す。新しい顧客層が、従来に比べて決して劣ってはいなかったことをも論ずる。 全10頁
35 (MISC)研究論文
単著
<二人静>の古態―「一人静」の可能性をめぐって―

明治書院 久保田淳編『論集中世の文学 散文篇』


1994/07



現在は相舞を主な趣向とする<二人静>について、相舞を見せる作品全体の中で見ると異格の点が非常に多く、実は本来は憑き物の能であったろうこと、相舞演出はこの曲の初出記録である音阿弥所演の際の新演出だった可能性があることを指摘し、また詞章の異動の検討により、古態から現行に近い形への詞章の変遷過程を推定する。そのうえで、『三道』で井阿弥作と言われる<静>も<二人静>だった可能性があることを示す。 全22頁
36 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
狂言<川上>の妻

『東京大学留学生センター紀要』4号


1994/03



狂言<川上>に描かれている夫婦像を、各流台本を比較しつつ考察する。また、和泉流の台本において、強い妻の姿から笑いの要素を消していく方向で演出が練られ、妻のわわしさよりも、むしろ「夫の覚醒」とその後の夫婦のしっとりした結びつきに重点が移っていく過程を明らかにする。 全19頁
37 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
<朝長>「懺法」の成立と変遷―小書演出をめぐる考察(2)―

『能楽研究』17号


1993/03



能の小書演出の中でも重要なものとして古くから伝書類に見える「懺法」を取り上げ、<朝長>成立時から内容にふさわしい演出として工夫されていた簡単なものが、能の演出全体の類型化の過程ではじき出され、それをきっかけに習事として磨き上げられ、次第に習事であることを強調するような習いまで付け加えながら、一曲全体を常の演出とは違うものにする重々しい「小書」になっていく過程を跡づける。 全33頁
38 研究論文(学術雑誌)
単著
神事の能―室町後期能作の一側面―

『国語と国文学』69巻6号


1992/06



室町後期に成立した能には、神能・物狂能等のジャンルの別を越えて、地方の習俗や神事に強い興味を示す作品が多いことを指摘、当時新しく育ってきた観客層にとって、自分たちと関連のある地方や、自分たちが主な担い手となる祭礼に関する情報が、伝統的な歌枕に取って代わる、重要なテーマであったとする。 全17頁
39 研究論文(大学,研究機関紀要)
単著
清経「音取」の成立と変遷―小書演出をめぐる考察(1)―

『東京大学留学生センター紀要』2号


1992/03



能の小書演出の中でも重要なものとして古くから伝書類に見える「音取」を取り上げ、<清経>成立時から内容にふさわしい演出として工夫されていた簡単なものが、能の演出全体の類型化の過程ではじき出され、それをきっかけに習事として磨き上げられ、次第に習事であることを強調するような習いまで付け加えながら、一曲全体を常の演出とは違うものにする重々しい「小書」になっていく過程を跡づける。 全23頁
40 研究論文(学術雑誌)
単著
女体能における「世阿弥風」の確立―<松風>の果たした役割―

『能・研究と評論』14号


1986/05



大和猿楽の中ですでに多くの作品が作られていた「女の能」のジャンルで、新しい世阿弥風を確立するために試みられた工夫について考え、<松風>においておこなわれた「趣向を詞章に反映させない工夫」が重要な意味を持っていたことを指摘する。 全11頁
41 研究論文(学術雑誌)
単著
<序の舞>の祖型

『国語と国文学』61巻6号


1984/06



能の舞事の中で最も重要視される序ノ舞の構造や成立を検討する。金春禅鳳伝書の解読と、室町末期の習事の検討を通して、禅鳳時代までの序のあり方や序ノ舞の祖型を示し、現行序ノ舞との関係を明らかにし、さらに、白拍子の芸能との比較により、祖型においては序こそが本質的な部分でありそれは白拍子舞の物真似だったとの説を導く。現行序ノ舞はこの序部分に呂中干舞が付加されて成立したと推定する。 全17頁