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法政大学 
経済学部 
現代ビジネス学科 

教授 
鈴木 豊 
スズキ ユタカ 
SUZUKI Yutaka 


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更新日:2020/05/09 

経歴
法政大学経済学部 特別研究助手  1995/04/01-1996/03/31 
法政大学経済学部 助教授  1996/04/01-2004/03/31 
スタンフォード大学経済学部 客員研究員  2001/04/01-2002/03/31 
ハーバード大学経済学部 客員研究員  2002/04/01-2003/03/31 
法政大学経済学部 教授  2004/04/01-現在 
ハーバード大学経済学部 客員研究員  2011/09/01-2012/08/31 
法政大学大学院 経済学研究科長  2013/04/01-2015/03/31 
法政大学経済学部 教授会主任  2015/04/01-2017/03/31 
法政大学経済学部長  2017/04/01-現在 

学歴
東京大学  経済学部  経済学科  1990/03  卒業 
東京大学大学院  経済学研究科  理論経済学専攻第2種  博士後期  1995/03  単位取得満期退学 

学位
経済学博士  東京大学  1999/02/17 
経済学修士  東京大学  1993/03 
経済学士  東京大学  1990/03 

研究分野
契約理論 
理論的産業組織論 
企業の理論 
ゲーム理論の応用 
財政学・金融論 

研究キーワード
契約理論 
ゲーム理論 
企業と組織の経済学 
政治経済学 

研究テーマ
コーポレートガバナンスと契約理論  ガバナンス、企業統治、契約理論、ゲーム理論  2008-現在 
「ガバナンス」の比較セクター分析:ゲーム理論・契約理論を用いた学際的アプローチ  ガバナンス、比較セクター分析、契約理論、ゲーム理論  2005-2010 
欧州連合における集権・分権と状態依存ガバナンスのゲーム理論的分析  欧州連合、安定成長協定、金融集権、財政分権、フリーライダー問題、制裁スキーム、再交渉、状態依存ガバナンス、相対主権論  2007-現在 
中国における中央・地方政府間財政関係と“包”および“比賽”の概念: 「契約理論」による開発ガバナンスの分析  中国、中央地方関係、財政請負制、分税制、契約理論、ガバナンス  2008-現在 
競争,結託と組織設計の理論  結託,競争,組織設計  1993-現在 
ヒエラルキー組織における不完備契約・慣れ合い・職権の関係について  結託,不完備契約,権限委譲  1992-現在 
調達関係におけるコミットメント、再交渉、そして関係的契約  コミットメント,再交渉,ルールと裁量  1994-現在 

競争的資金等の研究課題
欧州連合における集権・分権と状態依存ガバナンスのゲーム理論的分析およびその拡張  科学研究費  基盤研究(C)一般  2011/04/30-2014/03/31 
コーポレートガバナンスと契約理論  科学研究費  基盤研究(C)一般  2008/04/01-2011/03/31 
中国浙江省における民間企業に関する基礎調査  科学研究費  基盤研究(B)海外  2008/04/01-2011/03/31 
契約理論によるガバナンスの分析  科学研究費  基盤研究(C)一般  2005/09/01-2007/03/31 
中国企業の国際競争力に関する比較経済分析  科学研究費  基盤研究(B)一般  2003/04/01-2006/03/31 
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著書
中国経済の制度分析:契約理論・ゲーム理論アプローチ  鈴木豊  1-208  日本評論社  2020/01/20  9784535559608  URL  中国経済の制度分析(重要トピック:中央地方関係、所有制改革、貿易vs直接投資、産業組織)について、「契約理論・ゲーム理論アプローチ」で一貫して体系的に論じた書物。特に、急速な経済発展の背景にあった財政改革、制度改革を中心に考察した。 
完全理解 ゲーム理論・契約理論  鈴木豊  勁草書房  2016/09/17  978-4-326-50430-5  URL  「ゲーム理論・契約理論」をわかりやすく解説する入門書で、ゲーム理論の多岐にわたるテーマを網羅し、契約理論までを含む完全版である。とくに最近話題となっているマッチングやマーケットデザインも取り上げた。契約理論については、不確実性と情報・モラルハザード・アドバースセレクション・不完備契約と、実際の社会で起きているトピックにつながるテーマを取り上げ、読者の理解を深めることを企図した。重版(第2刷)2018/03/20 
ガバナンスの比較セクター分析:ゲーム理論・契約理論を用いた学際的アプローチ  鈴木豊(編)  1-23,27-62,63-102,138-146,243-274,275-300,303-335,391  法政大学出版局  2010/03  978-4-588-60225-2  URL  今日,ガバナンス(Governance)の問題が広範な分野で注目を浴びている。ここでいうガバナンスとは,経済主体間,民間・政府セクター間,中央・地方政府間,国家間などに存在するさまざまな「外部性(externality)」を「内部化(internalization)」し,解決する仕組み・やり方の総称である。本書は,ゲーム理論や契約理論の分析ツールを用いて,民間(企業),政府,超国家機構の各セクターにみられるガバナンス・メカニズムを理論的かつ実証的に比較分析することで,セクターを横断してのガバナンスの普遍的特色を明らかにするだけでなく,各セクター固有のガバナンスの特色をいっそう浮き彫りにする,共同研究の成果である。(序章、第1,2,3章補論、7,8,9章を執筆。および編集を担当。) 
ズバリ図解 ゲーム理論  鈴木豊 監修  ぶんか社文庫  2008/10  978-4-8211-5190-5  経済学から一般のビジネスシーンまで広く浸透しているゲーム理論について、その基礎理論から交渉、契約、オークションまでをカバーして、初学者でも簡単に理解できるよう工夫した文庫本の監修(構成、一部執筆、校正など)を行った。 
ゲーム理論で解く  編者:中山幹夫、武藤滋夫、船木由喜彦  13-27  有斐閣  2000/11  978-4-641-08653-2  日本企業の「企業間取引関係」、例えば、当該企業とそこに中間財(部品)を供給する他の企業の間のガバナンス関係には、「日本型」とでも呼べるような特徴的パターンが形成され(「系列」というキーワードで捉えられる)、1990年頃に至るまで、基本的にはそのパターンを保ちながら発展してきた。それが、1980年代に日本企業が示したパフォーマンスにどのように寄与してきたのか。そして1990年代には、様々な要因により、日本企業には変化を促す厳しい圧力がかかり、「企業間取引関係」のガバナンス構造も実際に大きく変化してきている。同時に、企業の内部構造の様々な改革も避けて通れなくなってきている。このホットな問題を「ゲーム理論」ではどのように考えるのか、初学者でも理解できるように、ツール紹介も交えながら、わかりやすく説明する。 第2章「日本企業のコーポレート・ガバナンスをゲーム理論で解く―企業間取引関係と内部組織改革―」(13~27頁)を担当 
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論文
研究論文(学術雑誌)  単著  A Contract Theory Analysis to Fiscal Relations between the Central and Local Governments in China  Economic and Political Studies  Taylor & Francis/Routledge  7/ 3, 1-33  2019/08/01  2095-4816  10.1080/20954816.2019.1633822  現代中国の改革開放以降の高度経済成長の主要因の一つとされる中央・地方政府間の財政関係の構造を、“包(請負)”および“比賽(競争、コンテスト)”の概念をヒントにしながら、契約理論のツールを使って分析した。また中央・地方政府間の動学的関係において、「ラチェット効果」の余地はどの程度残っており、それをいかに解決しているかという視点から、財政制度改革(財政請負制から分税制へ)と対応させつつ理論的な比較分析を行った。 
研究論文(学術雑誌)  単著  Hierarchical Global Pollution Control in Asymmetric Information Environments: A Continuous-type, Three-tier Agency Framework  Journal of Economic Research  23/ 1, 1-37  2018/05/31  1226-4261  URL  この論文は、Tirole (1986,1992) 流の非対称性情報と結託行動が入った3層エージェンシーモデルの「連続タイプ版」を構築し、地球公害コントロールの問題を取り扱う枠組みを提示した。それをメカニズムデザイン問題におけるMirrlees アプローチ(First Order Approach)を使って分析し、「単調比較静学」の成果を取り入れて、数学的にもクリアーな結果を導出した。要するに、「連続タイプの三層エージェンシーモデル」を用いた国際環境規制の契約理論分析といえる。 
研究論文(学術雑誌)  単著  “Centralization, Decentralization and Incentive Problems in Eurozone Financial Governance: A Contract Theory Analysis”  Yutaka Suzuki  International Journal of Economics and Finance  Canadian Center of Science and Education  10/ 3, 93-108  2018/03  1916-971X  10.5539/ijef.v10n3p93  ユーロ圏財政ガバナンスのメカニズムを、金融集権・財政分権の下でのインセンティブ問題に焦点を当てながら、ゲーム理論的に分析した。まず、金融集権・財政分権の構造の下では、国債発行に関するフリーライダー問題が発生することを確認した。次に、安定成長協定(SGP)下では、逸脱国に対する制裁スキームを事後的に再交渉しないことにコミットできないため、再交渉が均衡で発生し、次善の解として、国債発行費用が高くなるほど、「財政主権制限」を厳しく課すべきことを導出した。最後に、「財政同盟」下では、フリーライダー問題が内部化されるため効率性は増大するが、各国財政主権の喪失による政治的便益の損失が大きければ、財政統合は不可能となることを確認した。 
研究論文(学術雑誌)  共著  “An Incomplete Contract Approach to Eurozone Fiscal Governance” ― Commitment vs. Flexibility ―  Yutaka Suzuki & Yoshihiro Tsuranuki  International Economic Journal  Routledge, Taylor & Francis Group  31/ 2, 297-309  2017/05/19  1016-8737  10.1080/10168737.2017.1315736  不完備契約理論の枠組みをユーロ圏財政ガバナンスの問題に適用し、ギリシャ対欧州委員会(事実上、ドイツ)の間の「成長促進」対「財政緊縮」を巡る交渉プロセスの核心の理解の仕方について、新しい方法を導入した。アプリケーションでのオリジナリティ―が本論文の貢献と言えよう。 
(MISC)研究論文  単著  イノベーションマネジメントー不完備契約分析ー  『国際競争力を高める企業の直接投資戦略と貿易』 (田村晶子編)法政大学比較経済研究所 研究シリーズ31  日本評論社  9-34  2017/03/20  イノベーションの実現には「能力資産」の蓄積が重要であるという視点から、能力資産の動的な蓄積を考慮に入れて、「企業の境界の変化」がイノベーションにどのような影響を及ぼすのか、長期的視点からイノベーションに関する「企業の境界」はどのように決まるのかについて、「不完備契約理論」の枠組みで分析を行った。その結果、「動学的効果(直接的効果+戦略的効果)も含めた投資の限界効率性」が高い側に財産権を配分するのが最適となることが分かった。したがって、研究企業の投資の動学的な限界効率が十分大きければ、「非統合」の枠組みが選ばれ、生産企業と研究企業の両方が、お互いに高投資を行って、能力資産を蓄積させながらイノベーションを実現させていく協働の仕組みが選ばれることになる。その上で「資金制約」を導入し、理論的な整理を行うとともに、現実のイノベーションの事例と対応させた。 
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研究発表
口頭発表(一般)  A Dynamic Incomplete Contract Model of the Management of Innovation(イノベーション・マネジメントの動学的な不完備契約モデル)  法政大学比較経済研究所コンファレンス  2015/03/20 
その他  高島伸幸氏(九州大学)の論文「公共財供給に副次的便益が伴う場合の国際環境協定ー繰り返しゲームによる考察ー」へのコメント  2014年度秋季日本応用経済学会  2014/11/16  国際環境合意での繰り返しゲームの設定で、再交渉防止(WRP)な部分ゲーム完全均衡となる「Penance-m」戦略を構成したFroyn and Hovi(2008)の論文に「副次的便益」を導入した高島氏の論文に対し、コメントを行った。 
その他  津曲正俊氏(慶應大学)の論文”Weak Ex Ante Collusion and Design of Supervisory Institutions”(with D.Mookherjee and A.Motta)へのコメント  日本経済学会 2014年度秋季大会  2014/10/11 
口頭発表(一般)  不完備契約理論とその応用:海外直接投資とイノベーション  法政大学比較経済研究所プロジェクト研究会  2014/07/19 
口頭発表(一般)  Collusion, Shading, and Efficient Organization Design  早稲田大学ファイナンス研究センター・Joint Seminar  2014/06/21 
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受賞
第28回 森嘉兵衛賞A賞(『中国経済の制度分析:契約理論・ゲーム理論アプローチ』)  2020/06 
東京大学経済学部卒業論文「大内兵衛賞」(佳作)  1990/03 
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担当授業科目
情報経済論A 
情報経済論B 
演習 
論文指導ⅠA 
論文指導ⅠB 
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教育実績
高校への模擬授業  2010-現在  高校生向けに、大学の経済学の模擬授業を行った。(タイトルは「ゲーム理論入門」「ゲーム理論と企業経営」など。5,6回程度。) 
講義内容のWEB上の公開(情報経済論AB)  1998-現在  情報経済論の講義について、以下のWEB上に講義計画を公開するとともに、http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~yutaka/jouho.htm 各トピックのポイントの理解を助ける練習問題もアップした。この種の練習問題や要点をまとめた教材は、頻繁に配布している。 
講義内容のWEB上の公開(現代経済学Ⅰ、企業と経済基礎、入門ゼミ、経済トピックス)  2000-現在  現代経済学Ⅰ、企業と経済基礎、入門ゼミ、経済トピックスの講義について、以下のWEB上に講義計画を公開するとともに、http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~yutaka/genkei.htm http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~yutaka/nyumon.htm http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~yutaka/topics.htm 各トピックのポイントの理解を助ける練習問題もアップした。この種の練習問題や要点をまとめた教材は、頻繁に配布している。 
講義内容のWEB上の公開(ミクロ経済学(大学院)、経済数理基礎)  1998-現在  大学院のコアコースにおいて、中級ミクロ経済学、ゲーム理論、契約理論の講義を行い、そこでの講義計画や過去の試験問題、練習問題を、以下のWEB上にアップした。http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~yutaka/micro.grad.htm http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~yutaka/suuri.htm 
電子メール等を通じた双方向授業  1996-現在  授業内容に関する電子メール等での質疑応答を通じて、1.特に、やる気のある学生のモチベーションと問題意識をいっそう高めることに貢献した。2.ゼミ生全員に向けて、授業内容の要点や残された問題点などを示すことにより、授業で足りない部分を補完した。特に、授業内容と時事的問題へのリンクに関心を持たせるよう配慮した。 
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所属学協会
日本経済学会  1993/04-現在 
東京経済研究センター(TCER)  1994/09/01-現在 
Econometric Society(3回(98年夏、2000年、03年冬)北米会議にて、2回(2003年、06年)欧州会議にて、4回(2006年、07年、12年、13年)極東会議にて研究発表、1回共著者として参加(95年度世界大会))  1995/01-現在 
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